1976ｙ!!

最近、Led Zeppelinをレコードで聴いてみよう！
と思い何枚か聴いているうちに、レコード時代に収録された音は、
レコードにあわせて録音しているのだから、
CDで聴くより、レコードの方が、音に深みがあるような．．．
そんな気がして、すっかりレコードにはまって、その後も何枚か買って聞いている（＾＾）

１曲目の”Detroit Rock City”を聴きながら、
ライナーノーツを読んでいると、
『今度のアルバムだが、
今までのKISSのサウンズが、
国産の2000ccクラスのスポーツカーとするなら、
このアルバムで聴く事の出来るKISSサウンズは、
最高速280キロ以上の
ランボルギーニクラスの迫力がある。』

と言った比喩が載っていた。
１９７６年に発売された”Destroyer”と同時期の国産スポーツカーと言えば．．．
NISSAN FeialadyZ（S30）やSkyline（ケンメリ）の時代。
ちょうど、自分は幼稚園児くらいでスーパーカーブーム。
札幌の大手デパートの屋上に、Ｌamborghini Countachが展示されたのを、
親に見に連れて行ってもらった記憶がある（＾＾）
そんなことを、ふっと思い出して、ずいぶんと粋な比喩をするものだ!!
いったい誰が書いたの？
と見てみれば、最後の行に、（渋谷陽一）とあるではないか!!

渋谷さんと言えば、”Rockin'ｏｎ”の取締役で、
今号でもLed Zeppelinの特集、Ｒ．プラントの20000字インタビューを掲載するなど、
言わずと知れた、音楽評論家。
ちなみにこのインタビュー、むちゃむちゃ面白かった（＾＾）

KISSのアルバムをスポーツカーとスーパーカーで表現するその感性は、間違いなく偉人でしょ。
ひょんなことから、只者ではないと、改めて思った最近の出来事でした(--)

さすが．．．

久々のQ.タランティーノ新作とあり、封切初日に観てきました（＾＾）

半月くらい前に、『Ocean's１３』 を観に行き、
その時の予告でタランティーノ新作 『DEATH・PROOF』 の存在を始めて知り、
何の前知識もなく観に行ったのですが、ほんと最高！

ネタばれがあると面白くないでしょうから、ここでは何も触れませんが、
タランティーノは、相変わらず変人だと思ったのと、このブログに記事として載せるくらいだから、
車が絡むということだけにしておきます（＾＾）

興味のある方は、公式サイトへ Go！Go！Go～！

模範企業人!?

以前にPoloを購入した社長のところへ行くと、こんなものが．．．

VolksWagenの車種を得意とする社長さん、当然お付き合いも多いから入手できたのでしょう。
始めて見たときに、『なんじゃ？こりゃ？』と思ったら、

こんな感じで、背中に穴が開いており、

　　　　　こんな感じでえんぴつが立てれちゃう！

すっげぇ～！

で、近くに一枚のカードがあったので見てみると、

　　　　　　このニュービートルのペン立てはフォルクスワーゲン車の
　　　　　　廃バンパーからつくりました。私たちは５０年前から、部品
　　　　　　の再生利用に積極的に取り組み、さまざまなパーツは何度
　　　　　　も生まれ変わって役立てられます、今日はえんぴつを乗せ
　　　　　　ていますが、少し前は、あなたを乗せていたかもしれません。

と書かれており、その隅には 『このカードは再生紙を利用しています。』　の文字が。

企業として、リサイクルに取り組んでいることは、もちろん、
このえんぴつ立てを考えた人も、このカードを考えた人も、偉人で、奇人だと思う（＾＾）

急ではありますが。

車買っちゃいました（＾＾；

仕事絡みの、とある社長に205CTIの代わりになる車の相談していたところ、
その場で話が進み、その社長、即効で探し出して、落札。

ま、安く入れ替えられるみたいなので、良しとしましょう。

と言っても、普段乗るかみさんには、無断で決めて、事後報告。
『何を言おうと、決めてきたので、今度からこれ乗って。』
と画像を見せると、それなりに気に入ってるみたいでした（＾＾；

独断で、決めて勝手に車を買ってくるのも、これで３度目。
そんな俺が奇人なのか？　それを許す、かみさんが偉人なのか？

多分許してるんじゃなく、あきらめてるんだと思うけど．．．

すごいけど。

『君、今日の帰り、絶対事故るよ！』
冒頭から、『？？？』と思うでしょう。

何年前だったか忘れたが、某国営放送局で、
日本人初のＦ１ドライバー（フルタイムでね）の中嶋悟さんを囲んで、
若者があれこれ質問などしましょう！見たいな番組でのこと。

参加した若者のうち数名がカートに乗ってみるコーナーがあり、
そのうちの一人が、はっきり言って下手。
しかし、何を勘違いしているのか、自分は下手じゃないみたいな言い訳をしていて、
それを聞いていた中嶋さんが言ったのが、冒頭の言葉。

中嶋さん曰く、
『人間の手足にタイヤが近い乗り物ほど、操作しやすい乗り物である。
なのにあんな運転しているようじゃ、君、今日の帰り、絶対事故るよ！』
って感じのことを、かなり激しい口調でまくし立てていた。

さすがに説得力のある例え話だったが、子供じゃないんだからって思うほど、
熱くなっていたのが面白かった（＾＾）

そんな理由で、未だに日本人Ｆ１ドライバーの中では、一番好きな人です。

似て非なるもの？

市内在住の、とある人物に自分が似ているかと言うと、似ている。
なぜなら自分の兄貴だから。しかし、性格は全然違う。
体系も、髪の具合も、車の趣味も、もちろん違う。

しかし思えば、自分が車好きなのも、７歳年上のこの兄貴の影響が大。
小学生の自分を当時高校生の兄貴はバイクで迎えに来てくれたことがある。
自分が高校生の頃には、冬の間、週に４、５日、バスに乗り遅れたアホな弟を、
文句も言わず、車で学校まで送ってくれたこともあった。

と、ここまで読むと、ダメな弟と、出来た兄貴と思うかもしれないから、
そうじゃない奇人？のような兄貴の一面を暴露しておこう！

それは、毎日スクーターで高校へ通っていた自分と、
日々、バイトで深夜まで働いていた大学生の兄貴がドライブに行った時のこと。
襟裳岬から帯広方面へ向かう海岸線沿い。
突然、車を路肩に寄せて停車。
『ちょっと運転させてやる。』
『まじっ？』
そりゃ、車に興味がありありの自分は、さっそく運転席へ。
車幅の見極めをその場で教わり、後はスクーターに乗ってる時のアクセルワークと、
ブレーキの感覚を脚で覚えれば、走れるからと言われ、恐る恐る発進！
最初はドキドキしたものの、ＡＴなのですぐになれ、
さすがに景色を見る余裕はなくとも、数分間の楽しいドライブ？

その後、あっちこっちと寄り道をして、さて札幌へ帰りますかと車を走らせ、
日高辺りに差し掛かった夕暮れ時。
『おう！運転代われ。』
『えっ？また、俺が運転するの？』
『免許持っていて眠たい俺と、免許なくても眠たくないお前なら、
　お前が運転した方が安全だろう！』
『そう言われると、そうか？』
その後、何ごともないかのように、助手席で居眠りする兄貴。
しかし、道のわからない俺は、起すのも可哀想かと思い、
前を走っている札幌ナンバーの車について行くこと数十分。
『いや〜、寝た。どこまで来た？』
『わかんない。前の札幌ナンバーについて来ただけだから。』
『危ないな〜、札幌ナンバーでも、札幌に行くとは限らないんだぞ。』
『．．．』
札幌ナンバーについて行く俺と、運転を弟に任せて寝る兄貴。
後者の方が、危ないと思うんだけどな〜。

ま、いい加減なところは似ていると思うが．．．
いずれにしろ、兄貴の影響で車、バイクに興味を持ったのは間違いない。

さて、この話、フィクション？ノンフィクション？

A Japanese gentleman！

白州次郎さん。
知ってますか？

３５年間生きてきて、特集雑誌を読み、たった１０分で引き付けられ、
涙したのは、白州さんが初めてですね。
この方を語るには、この方のジェントルマンぶりを知らないといけません！
しかし、ここでは詳しくは記しません。

この方、吉田茂さんの側近として、戦後のＧＨＱとの交渉を行い、
晩年は三宅一生さんのモデルも経験したことのある方です。

で、この白州さん。
何がジェントルマンかというと、
行きつけの天婦羅屋さんに行った時、
『天丼でも何でも良いから、まずは運転手に何か食べさせてやってくれ！』
と、さり気ない気遣いをするお方。
俺はこの話に涙しました。

車好きとしても、着目されることのある白州さん。
運転手への心配りができるような車好きの人を、
ジェントルマンと言わずになんと言うのだろうか？

『♪ジャパニ〜ズ　ジェントルマン　スタンドアップ　プリ〜ズ！』
って、ＹＭＯを思い出した！