普段使いの...

先日、『CAR WASH』という映画を観た。
1976年製作のコメディというか、ドラマというか...

とある映画情報サイトでは『もう一つのアメリカン・グラフティ』と書いてあったが、
それはちょっと大げさかな？と思うが、何か観終わった時に、
良い映画観たなぁ、と思う気がする作品だった。

時代が70年代で、舞台はL.A.のとある洗車場。
なので、出てくる車が当時のアメ車を主にいろいろ。
見たことある車から、何だこの車？というものまでさまざま。

そんな中で一番目を引いたのは、Ford Mustang FB
洗車場の従業員の彼女が乗っているのだが、その設定がまた良かった。

なんだか、いかにも「普段使いで乗ってます！」みたいな雰囲気で、
今でこそ、日本国内では高値の車種だが、当時は違ったのだろうなぁ。

それと対照的だったのは、Mercedes-Benz 450SL（だと思う...）
劇中でも、「金持ってます！」みたいな嫌なおばちゃんが、
ヒステリックに登場するのだが、高級車の象徴的な扱いで、
当時からそういう雰囲気の車だったのだろうなぁと観ていて思った。

まぁ、個性的な従業員と、いろいろな来客のやり取りも面白いし、音楽も良いので、
車が好きじゃなくても、観ていて楽しくなる映画だと思う。